今日のニュースで

神奈川県動物保護センター18年度犬.猫殺処分ゼロ

と、発表されたのをご覧になった方はいらっしゃいますか?

犬は6年間、猫は5年間のゼロ継続を達成したそうです。

 

背景には保護された動物を引き取って、新たな飼い主を探す

登録ボランティアによる懸命な活動がありゼロ継続出来ているのです。

県は「飼い主には家族の一員となった犬や猫を最後まで育ててほしい」

と、呼びかけています。

 

県によると、18年度、横浜と川崎、横須賀の3市を除く

県内全域から同センターに保護された犬.猫は

計863匹だった。

そのうち犬は320匹(前年度比146匹減)で

うち飼い主に返還されたのが131匹(同72匹減)

新たな飼い主を探すボランティアへの譲渡は147匹(同46匹減)だった。

一方、同センターに保護された猫は543匹(同5匹増)

そのうち飼い主に返還されたのは、わずか1匹

ボランティアへの譲渡は399匹(同44匹減)と7割を占めた。

 

飼い主が不妊去勢手術などを怠るなどして膨れ上がった犬.猫を飼育できなくなる

『多頭飼育破壊』の問題も近年、問題化しており

県は条例を改正し、今年10月から10匹以上飼育する場合に

飼い主に届け出を義務づけることにした。

県は終生飼育や、飼い主がわかるように

マイクロチップ装着などを県民に呼びかけるとともに

保護された犬.猫の新たな飼い主の募集も進める方針。

また、県は県動物保護センターを6月1日

県動物愛護センターとして更新すると発表しました。

新施設は‵“処分するため”から“生かすため”に転換するとして

殺処分設備を撤去したほか

新たに保護した犬.猫の環境を考慮し冷暖房を完備したそうです。

 

行政やボランティアの方々だけではこの問題は解決されません。

ペットを家族に迎え入れる私たち一人一人が

大切な命に最後まで責任を持たなければならない事だと思います。